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sazanami blog

【ポケモン剣盾】《構築記事》第2回 こらる杯

2022/10/29に開催された仲間大会『第2回 こらる杯』に参加しました。大会当日に使用したパーティ構築、参加した感想などを書き連ねたいと思います。
ポケモンの構築記事は初投稿なので、読みづらいところもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

大会概要

「普段、あまりお目にかかれないポケモンを活躍させる」がコンセプトの仲間大会です。
推しポケモンを使いやすいように、特殊ルールが設定されています。

  • 以下に該当するポケモン計1体まで使用可能


*1


  • 自分が最も愛するポケモン(いわゆる嫁ポケ)を一番上に置く。

構築

パーティコンセプト

  • サザンドラを使用する。
  • タイプ被りは可能な限り避ける。
  • 物理・特殊の比率は半々にする。
  • 物理受け、特殊受けを入れる。
  • 素早いポケモンを入れる。
  • 先制技持ちを入れる。
  • サンダー、ランドロス(霊獣)に対抗できるポケモンを入れる。

普通すぎて面白みがなさすぎますが、大目に見てください。
警戒すべきポケモンは他にもいましたが、流石に全部は対策できなかったので、ダイジェットだけで半壊させられるポケモン2種は最低限マークしました。

使用パーティ

ポケモン 項目 内訳
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
サザンドラ
種族値 92 105 90 125 90 98
努力値 0 0 0 252 6 252
実数値 167 x 110 177 111 165
特性 ふゆう - -
持ち物 ピントレンズ
技構成 りゅうせいぐん あくのはどう
ラスターカノン きあいだめ
解説
特殊アタッカー。
嫁ポケ枠。600族ということで、自動的に制限枠が埋まっています。

努力値配分は、CS極振り。余りをHPに振ると、4nかつ8nで定数ダメージが最大になってしまうため、Dに振っています。

きあいだめ+ピントレンズの確定急所型。りゅうせいぐん後もお構いなしに居座れるのが、わるだくみとの大きな違いです。
練習会*2ではかえんほうしゃを搭載していましたが、はがねタイプを燃やしたい場面よりも、フェアリータイプに打点がほしい場面のほうが圧倒的に多く、本番ではラスターカノンにしました。
ランターン
種族値 125 58 58 76 76 67
努力値 244 0 0 0 252 14
実数値 231 x 78 96 140 89
特性 ちくでん はっこう ちょすい
持ち物 たべのこし
技構成 ねっとう ボルトチェンジ
こごえるかぜ みずびたし
解説
特殊受け。
サンダー対策として採用。

努力値配分は、ほぼD特化。Hに全振りしてしまうと、4nかつ8nで定数ダメージ最大になってしまうため、244振りで止めて、余りをSにまわしています。

基本的には、みずびたし→でんき技で打点を無理矢理作り出す構成。
ねっとう、こごえるかぜは後続サポート用。
フシギバナ
種族値 80 82 83 100 100 80
努力値 188 0 0 252 0 70
実数値 179 x 103 167 120 109
特性 しんりょく - ようりょくそ
持ち物 くろいヘドロ
技構成 ギガドレイン ヘドロばくだん
ウェザーボール にほんばれ
解説
特殊アタッカー。
練習会に参加した際、フェアリータイプやみず/じめんタイプのポケモンがあまりに重すぎたので、パーティの穴埋め目的で採用。

努力値配分は、C極振り。S1段階上昇のトゲキッスを特性込みで抜けるように調整し、残りはHへ。

パーティ全体として、はがねタイプに対する打点に乏しいため、自分で晴らせてウェザーボールで燃やし尽くす構成。
ある程度は場持ちするように、ギガドレインを搭載し、くろいヘドロを持たせました。
ドータクン
種族値 67 89 116 79 116 33
努力値 252 252 6 0 0 0
実数値 174 155 137 99 136 34
特性 ふゆう たいねつ ヘヴィメタル
持ち物 イバンのみ
技構成 ジャイロボール サイコキネシス
じしん ステルスロック
解説
物理寄り両刀アタッカー。
ランドロス(霊獣)対策として採用。練習会では物理受けでしたが、特殊受けのランターン共々、まともな回復技がないのはまわしにくかったため、今回は別の物理受けを用意して、自身はアタッカーに転向。

努力値配分は、HA極振り。ジャイロボールが最大火力になるように、最遅個体を採用しています。

殴りつつ、隙を見てステルスロックを撒く構成。
練習会ではどくタイプに対する打点がなく、大苦戦を強いられた反省から、サイコキネシスとじしんを搭載しています。
フワライド
種族値 150 80 44 90 54 80
努力値 44 0 252 0 0 214
実数値 231 100 105 99 74 127
特性 ゆうばく かるわざ ねつぼうそう
持ち物 アッキのみ
技構成 たたりめ クロバット
おにび ちからをすいとる
解説
物理受け。
ランターンの苦手なじめんタイプをスカせて、なおかつねむる以外の回復技を覚えるポケモンとして採用。本当はエアームドやアーマーガアを使いたかったのですが、制限枠はサザンドラで埋まってしまっていたため、今回はフワライドをチョイス。

努力値配分は、B全振り。Hに振っても、確定数があまり変わらなかったため、ランターンと同じく4n-1かつ8n-1になるように調整。残りはSに。
性格の下降補正をどこにかけるか、非常に頭を悩ませました。受けをする以上はDを削るわけにもいかず、かといってかるわざを発動させるのにSも下げられません。パーティの物理と特殊のバランスを見た結果、泣く泣くCを下げることに。

おにび→ちからをすいとるで受けを成立させつつ、火傷でたたりめを、アッキのみ消費でアクロバットを、それぞれ高威力にする構成。
クロバットとみちづれで悩みましたが、ダイマックスがあることを踏まえるとひこう技がほしいと思い、前者にしました。
ルガルガン
種族値 75 115 65 55 65 110
努力値 6 252 0 0 0 252
実数値 151 169 85 x 85 178
特性 かたいツメ - -
持ち物 きあいのタスキ
技構成 アクセルロック インファイト
がむしゃら カウンター
解説
物理アタッカー。
全体的に中速のポケモンが多く、先制技持ちもいなかったため、素早くて先制技を覚えるポケモンとして採用。

努力値配分は、AS極振り。特筆すべき点なし。

タスキで耐えてカウンターやがむしゃらを叩き込み、先制技のアクセルロックでトドメを刺すのがコンセプト。わかる人にわかる言い方をすると、理論上最強ルガルガン
残りの1枠はインファイトとドリルライナーで悩みましたが、パーティにかくとう技持ちがいなかったので、前者を搭載。

結果

戦績


15戦9勝6敗。最終レート1554、269人中46位。
まずまずの結果ですが、応手を間違えなければ勝てた試合もあったので、もう少し上を狙えたかな?という印象でした。

反省

構築

構築段階での懸念事項がそのままパーティの穴となっていた一方、運用前に気づかなかった欠陥もなく、よくも悪くも概ね想定通りといったところでした。
ミミッキュやドラパルトに当たらなかったのは幸運だった…

立ち回り

サザンドラできあいだめをするも、直後に交代せざるを得なくなった場面が多くあり、積むタイミングはもう少し考えたほうがよかった、というのが大きな反省点。
フシギバナのにほんばれは状況判断が難しく、結局使わず終いだったのが悔やまれるところ。
それ以外のポケモンたちは、おおよそ想定していた動きができていたと思います。

感想

普段は全く見かけないポケモンばかりで、非常に面白かったです。

当初、「使用制限のかかっているポケモンが多すぎて、組めるパーティも限られてくるのでは?」とやや懐疑的でした。しかし、蓋を開けてみるとそんな心配は杞憂に終わり、今まで育てていなかったポケモンにも目を向けられたこともあって、充実した大会だったと感じています。
あまり日の目を見ていなかったポケモンたちにもスポットが当たるいい機会でしたし、ポテンシャルはあっても環境に合わなくて埋もれている子は多かったんだな、と再認識しました。

主催のこらるさん、楽しい大会を開催していただき、ありがとうございました。この場を借りて、感謝を申し上げます。

*1:シーズン20にて、使用率1〜70位の一般ポケモン

*2:2022/10/15に開催。ルールの確認や、パーティの試運転を目的とした対戦会。